2012年09月30日

私のお気に入り  外壁材篇 その1


外壁にそれほど予算を掛けられない場合に、よく使用する外壁である。
白のサイディングだが、表面に特殊加工しているので汚れにくくなっている。

『アラビアのロレンス』の中でオマー・シャリフが
「砂漠ほど美しいものは無い、ここでは全てが拒否される。」と言う場面がある。
こんな‘砂漠’のような材料がないかとずっと探してきたが、コンクリートの打ち放しと白の外壁が
これに相当するのではないかと思っている。。
これらには、言葉ではどうにも説明しきれない清冽さがあるのだ。

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posted by @せ at 00:46| Comment(0) | 建材あれこれ | 更新情報をチェックする

2012年09月29日

祭りの準備


僕が二十歳の頃に封切られた、高知県中村市を舞台にした作品である。。
シナリオライターになることをひたすら夢見ている青年と
その町の人々、日々起こる出来事、これらが生き生きと描かれている。

監督は『龍馬暗殺』の黒木和雄、脚本は中島丈博で自伝的要素が強い。
出演は、原田芳雄、江藤潤、竹下景子・・・。
かなり低予算で作られているらしいが、決して安っぽくない。
むしろそのことが、かえって質を高めているようにも思う。

たしか梅田の映画館で観たように記憶している。
酔っ払った原田芳雄と江藤潤がバスに乗って、車掌に
『親戚2枚のぉ!』という場面では拍手が起き、場内が沸き返った。
映画の良さはまさにこういうところにあると思う。
家でDVDを観ていては、こんな一体感は味わえない。

『シンドーさんという偉いシナリオライターが誰でも一本は傑作が書ける、
 自分の人生を題材にすればいいのだ、と言っていた。』と江藤潤が語る場面がある。
シンドーさんとは先日亡くなった新藤兼人監督のことだと後年知った。

そして殺人を犯した原田芳雄が、旅立つ主人公をいつまでもバンザイをしながら見送る
ラストシーンは心に残る。
数あるATG製作の映画の中で、一番の傑作だと思う。

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posted by @せ at 17:47| Comment(0) | 映画だっ! | 更新情報をチェックする

2012年09月28日

イルマーレ


副題である『The Lake House』は主人公の父が母のために設計した家で、
この映画の中で重要な役割を果たす。
『スピード』で共演した、K・リーブスとS・ブロックのラブストーリーで、
韓国映画のリメークだ。
二人の間には2年のズレがあるのだが、湖に建つ家のポストがタイムトンネル
となってお互いを結びつけるというファンタスティックな内容である。

K・リーブスの父は著名な建築家(C・プラマー)で、美術館の設計案を息子に示し、
『建築にとって一番重要なのは光だ。』と説明する場面があったり、
コルビュジェやライト、R・マイヤーの名前が出たりと、本筋とは関係のないエピソードが
結構楽しめる。

また、P・マッカートニーの「This Never Happened Before」が効果的に使われている。

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posted by @せ at 23:07| Comment(0) | 映画だっ! | 更新情報をチェックする