サスペンスや詐欺ものにはどんでん返しが付き物だが、出来の良い作品に出会えることは滅多にない。
その数少ない良品の中で、僕のオススメをご紹介します。
『スティング』

オスカーの作品賞もとった、映画史に残る傑作。アメリカンニューシネマの金字塔『明日に向かって撃て』のスタッフ・キャストが再集合して撮った詐欺もの。
出演はP・ニューマン、R・レッドフォード、R・ショー・・・・・
脚本担当のD・S・ウォードは大学生の時すでに第1稿を完成している。
R・レッドフォードは孫との散歩中に立ち寄ったレンタルビデオ店で、この作品に出演していたことを思いだし借りて帰ったそうだ。当時多忙を極めていて、試写も観ていなかったらしい。
『シックスセンス』

見終わった後に、必ずDVDを巻き戻すことになると思う。えーっ、そうだっけ?と言いながら、ボタンを押すことになる。
ホラーとしても秀逸だし、母と息子の物語としても見ごたえ十分である。
出演はB・ウィリス、H・J・オスメント、O・ウィリアムズ、T・コレット・・・・
特に、少年のお母さん役T・コレットの名演が光る。
監督はインド系アメリカ人のM・ナイト・シャマラン。この後も作品を作り続けているが、これを超えるものは未だ無い。