僕の大好きな小噺

嫉妬心の強い亭主が家に帰ってくると、女房が裸でベッドに寝ていた。
さては浮気をしたな、と彼女の首を絞めて殺してしまう。
間男はどこだ？窓から下を見ると電信柱に用を足している男がいた。
あいつに違いない、と近くにあった冷蔵庫を投げつけて殺してしまう。
そして亭主は罪を悔い、首を吊る。

天国で････
神様「お前は、なんで死んだんだ？」
女房「浮気しているところを亭主に見つかり、殺されてしまいました。」
神様「なるほどな･･･。お前は？」
男　「立ち小便してましたら、上から冷蔵庫が落ちてきまして。」
神様「可哀想なやつだな。お前は？」
亭主「二人も殺してしまいましたんで、もう生きていけないと、自殺を。」
神様「仕方ないかな。あれ、もう一人いるようだな。お前はなんで死んだんだ？」
男　「はい、冷蔵庫の中に隠れてたら、窓から落とされまして････。」

フランス小噺

結構気に入っているフランス小噺を２題。

陣痛を迎えた妻に亭主が言った。
「ぼくのせいでこんな苦しい思いをさせてしまって、申し訳ない。」
「いいのよ、あなたのせいじゃないわ。」

夫の帰りが遅いので心配になった妻が母親に電話をした。
「女が出来たんだわ！」
「どうして、そう悪い方へ悪い方へと考えるの？交通事故に遭っただけかも知れないじゃない。」

ラクダ

言い訳ではありませんが、面白い小噺ってあまりないんです。しかも師走に入って、何やかやとバタバタしている時に小噺を考えてる暇なんか････と言いながら小噺その４。

アラビヤの砂漠を旅行していた人が時間を知りたくなり、そばで寝そべっているアラビヤ人に尋ねた。
すると、何を思ったのか、彼は横のラクダの金○を持ち上げて「今は１０時ですね。」と答えた。
さすがアラビヤだ、不思議なこともあるもんだなあと感心して、用事を済ませて帰ろうとすると、
さっきのアラビア人がいた。そこでもう一度時間を聞くと
またもや、ラクダのナニを持ち上げて
「１２時ですね。」と答えた。たまりかねた旅行者は
「どうして、ラクダのナニを持ち上げて時間が分かるんですか？」と聞くと
「いや、これを持ち上げると、向こうにある時計台が見えるんですよ。」