『子供部屋を考える』でも書いたが、個室を狭くしてでもこちらに面積を割り当てる。
家中の面白いこと、楽しいことを全てここに集める。
広くすることでいろんなコーナーが生まれる。
趣味・書斎・パソコン・遊び場・勉強等のコーナーが出来る。
楽しければ、子も親も寝る時以外はここで過ごすことになる。
だから、広ければ広いほどいい。

◆若い御家族ための家。
延べ床面積30坪の2階全てをLDKとした。広さは30畳ある。
右奥に見えるカラフルなものはクライミング用のホールドで、1階からこれでロフト
まで登る。また居間中央には鉄棒があり、真上が天窓になっているので星を見ながら
懸垂をする。ご主人の趣味を居間で実現した。奥さんのパソコンコーナーもある。
子供たちの遊び場もこれからだ。

◆こちらも若い御家族の家。
親子4人が横になって寝られるイタリア製のソファに合わせて居間の寸法を決めていった。
上部を吹抜として空間を大きくすることで、大きなソファとのバランスをとっている。
家具に建物を合わせるという逆転の発想。