理由としては
夫の鼾がうるさい・寝る時ぐらい一人になりたい・寝る時まで夫の世話をしたくないという切実なものから
就寝時間のズレ等の生活習慣の違いによるもの、
気兼ねなく本を読みたい・音楽を聴きたい・テレビを見たい等の趣味によるものなど様々である。
ただ誤解しないでいただきたいのは、別寝室にするからといって仲が悪い訳ではない。
そしてプランニング上大切なことは将来、介護という問題が発生する可能性があるので
いつでもワンルームに戻せるようにすることだ。
それぞれの部屋を家具等で仕切って、いつでも撤去出来るようにする。
もちろん、同じ部屋で就寝したいという方達もいる。
同じ部屋に人のぬくもりや気配があることが安心につながるという。
夫婦は加齢とともに過ごし方が変わるのは当たり前で、
寝室を別にするかどうかは、その変化の中で柔軟に考えればいいのではないだろうか。
中庭に面したご主人の部屋。
左側のクローゼットを撤去すれば奥様の部屋と一体化する。書斎を組み込んだご主人の部屋。
右側のクローゼットを撤去すればワンルームになる、奥様の部屋。