映画仲間と雑談中、最近の殺人事件の多さに話題が及ぶと、友人が
「今ほど殺人事件の少ない時代はない!」と自身たっぷりに言い放った。
そんなバカなと思い、YAHOO知恵袋で調べてみたら、なんと
昭和30年の3、066件をピークに減り始め、平成19年は戦後最低の1、199件。
未成年による殺人事件も、昭和35年は438件で、平成21年は50件。
どちらも激減しているのだ。
なんだか狐につままれたような印象を持つのは僕だけだろうか。
お年寄りは、昔は今ほど殺伐としていなかったと言うし、
『ALWAYS 三丁目の夕日』などを観ていると、活気に溢れた温かい時代に見える。
しかし、実際は今より3倍弱の殺人が行われていたのだ。
このギャップの原因は何だろう。
マスコミによる過度の報道が、実際の件数以上の印象を与えるのだろうか。