2012年11月02日

普通の人々


R・レッドフォードの監督デビュー作で、アカデミーの作品、監督、脚色、助演男優賞を受賞している。
表現者はよくその処女作に本性が現れると言われるが、彼の卓越した演出力と感性が見事に発揮されている。
家族を描いた名作は多々あるが、この作品はその中でも傑出していると思う。

兄を事故で亡くしたコンラッド(ティモシー・ハットン)は自分を責め続け、心の平衡を失ってしまう。
そんな彼を愛しているのだが、表に出すことの出来ない父(ドナルド・サザーランド)と、どこか彼に
冷たい母(メアリー・タイラー・ムーア)との葛藤の物語である。

助演賞を受賞したT・ハットンもさることながら、主演女優賞にノミネートされたM・タイラーがいい。
家族の問題を正面から扱った作品がアカデミー賞を受賞したことに、アメリカの良心を感じたものだ。

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posted by @せ at 21:12| Comment(0) | 映画だっ! | 更新情報をチェックする
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