2012年11月21日

私のお気に入り  世界の名建築篇 その7


『グッゲンハイム美術館』 F・L・ライト設計
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アメリカ旅行のもう一つの目的は、ライトの作品を見ることであった。
ニューヨークにある、氏の代表作の美術館は雑誌で見る限り魅力に溢れた傑作に思えた。
だが、現物には失望してしまった。
確かに遠目には美しいのだが、施工の精度があまりにも低いので、ディテールは見るに耐えない。

日本のゼネコンでは絶対に有り得ないような拙劣な工事で、アメリカの建設事情が想像出来た。
壁の塗装はダマがあったり、コーキングの幅が10cm近くあったり(防水のためのシールのことで、
日本だと2~2.5cm以下が目安である。)と折角のデザインが台無しになっていた。

完成度の高いキンベル美術館とは全く対極にあるような建築だと言えよう。
だが、それでもやはりライトの設計は目を瞠る引力があるのも確かである。

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入館者は最初エレベーターで最上階まで上がり、らせん状のスロープを降りながら作品を鑑賞する。
凄いアイデアだと思う。





posted by @せ at 22:23| Comment(0) | 建築設計あれこれ | 更新情報をチェックする
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